• 2024.12.18

    金子光晴〈6〉 大震災で日常一変

 1920年の年末に海外放浪から帰った金子光晴は、赤城元町(現・新宿区)で借家住まいをしていました。ベルギー滞在の成果だった詩集「こがね蟲」は、刊行前から草稿ノートが話題を呼び、彼のもとには詩人たちが集まり、金子宅を「楽園詩社」として詩誌「楽園」を発行しました。23年7月には「こがね蟲」を刊行します。しかし、9月1日に関東大震災が起こり、定まった場所で展開されていた 束の間の日常の崩壊を経験したのでした。

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